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ちょうせん【朝鮮】 一般用語集 ち


項目 ちょうせん【朝鮮】
意味 アジア大陸の東部に突き出た半島と,周辺の島々からなる地域。朝鮮海峡を隔てて,日本に対する。古くから大陸文化の日本への伝来に密接な関係をもつ。紀元前 2 世紀初め,伝説的王朝箕氏(きし)朝鮮を滅ぼして衛氏朝鮮が成立したが,前 108 年漢の武帝がこれを滅ぼし,4 郡を設置した。中国の支配に対抗して,4 世紀初めには高句麗(こうくり)・百済(くだら)・新羅(しらぎ)など朝鮮の諸族が擡頭したが,7 世紀後半新羅が 3 国を統一。936 年高麗が,1392 年には李氏朝鮮が興って社会・文化は発展をとげた。1910年韓国併合がなされた。45年日本の敗戦で解放されたが,北緯 38度線を境に 48年朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国の二つの国が成立。50〜53年の朝鮮戦争ののち 38度線付近に軍事境界線が引かれ,現在も,二つの国として相対峙(たいじ)している。面積 22万 km2。


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